いつまでも元気な歯は日々の怠りがちな手入れからですが、もしも虫歯になってしまったときは、早めの治療をお奨めします。痛み出す前に治療する。これが一番のポイントです。
C0からC4まで、5段階の虫歯の進行についてご説明いたします。
親知らず(智歯、第3大臼歯)の抜歯は、そのほとんどが完全に萌出していない埋伏状態や半埋伏状態の歯で他の歯の抜歯とは異なり歯肉を切ったり骨を削ったり、歯か根を割って抜歯を行います。10歳代後半から20代前半には親知らずは完成していますが、退化傾向にある歯なので、はじめからない場合もあります。
親知らずには、たとえはえてきても充分な歯磨きができないため、虫歯になりやすく、また親知らずの前の歯に虫歯をつくる原因にもなります。また食べかすが歯の周りの歯肉にたまって起こる智歯周囲炎がひどくなり顎骨に炎症が起きた場合、抗生物質の投与で消炎を行ってから抜歯を行います。